手段の目的化
こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。
今日は手段の目的化についてのお話です。
手段の目的化って何?と思うかもしれません。手段の目的化とは目的を実現するために手段を選択したはずなのに、手段を実行することが目的化してしまうことです。
人間は目的があり、それを達成するために行動に移しています。
皆さんが勉強をする目的は何ですか?これは一つしかないと思います。中学生の皆さんなら志望する高校に合格すること、高校生の皆さんなら志望する大学に合格すること、もしくは志望する企業に通ることです。一部の人を除けば全員がこの揺るぎない目的(目標)を達成することです。
ですので、勉強とはこの目的を達成するための手段でしかないのです。勉強することが目的になっている人はいないでしょうか?その先を常に見つめているでしょうか。良く学校の先生がテストの結果に一喜一憂するなと言いますが、まさにその通りです。本番の受験でこけてしまえば、それまでの過程はどんなに頑張っていたとしても失敗になってしまいます。特に勉強法については人それぞれ、いろんな方法があります。目的を達成するためには一つの手段では足りないこともあるので、結果に結びつかないのであれば勉強法は変える必要があります。
もちろん模試や定期テストで良い結果が出ていないのに、本番で今までで一番できるということはまずないです。
これは勉強以外でもあてはまることが多いので、何か心当たりがあれば見つめ直してみてください。
以上、手段の目的化についてでした。