エビングハウスの忘却曲線
こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。
今回は暗記についてのお話です。
高校生の皆さんは一足先にテストに入りましたね。
テスト前というと暗記しないといけないことも多いと思います。
なかなか英単語、地名、名称、公式が覚えられないということは誰しも経験あると思います。いろんな方法で暗記をしていることと思いますが、なんと言っても反復が重要なことは言うまでもありません。
ですので、覚えたいものを長いこと見て覚えるのではなく、時間を置いて見る回数を増やす方が圧倒的に記憶に定着します。
これはエビングハウスという心理学者の研究で明らかになった、記憶度と経過日数の関係性に基づいています。
(画像はhttps://mana-brain.com/post-302/ を参照)
人間の記憶は反比例のグラフのように記憶を忘れていきます。この曲線をエビングハウスの忘却曲線と言います。これによると6,7割のことは1日経つと忘れ、1ヶ月後には20%以下まで忘れてしまいます。
これを防ぐためには繰り返し学習つまり復習をしなければならないのです。復習することで、記憶度を再度100%の状態まで戻すことができます。なので、忘れた頃にもう一度暗記し直すことがより効果的で、これを継続することで記憶に定着していきます。
皆さんも1ヶ月前にやった単元をやってみるとほとんど忘れていることに気づくでしょう。
暗記物は短い時間でできるので、通学中の電車の中やテレビのCMの間などのスキマ時間を有効に使いましょう。
以上、暗記のお話でした。