勉強は質×時間
こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。
今日は勉強は質×時間というテーマでお話します。
私もよく受験の時期になると生徒から
「1日何時間勉強したら○○高校に合格しますか?」
と聞かれます。
いきなり結論になりますが、正直 わかりません。
1日学校が終わってみっちり3時間勉強して受からない人もいれば、1日30分だけ勉強して受かる人もいます。
よく一日〇時間という文言をみますが、あれはあくまで目安です。
大事なのは中身(勉強したのちの成果)です。
なぜかというと勉強の成果というのは質と時間の掛け合わせだからです。
ここで数学になりますが、質を時間の掛け算なので成果を最大化しようとすると質と時間を両方とも増やさなければなりません。
質が低くてもダメですし、時間が短すぎてもダメです。
さらにやりがちなことは質を無視して時間をやみくもに増やすことです。
友達と話しながらの勉強、テレビを見ながらの勉強は明らかに質を低下させる原因になっています。
これの良くないところは時間を増やしたので成果が出ると思い込んでしまっているところです。
実際に成果が出ないと質を無視して、さらに時間を増やして解決するというスパイラルに陥ります。
これではいつまでたっても勉強ができるようにはなりません。
ではどうすればよいのか?
私がおすすめする具体的なアクションプランを紹介します。
まずは時間を増やす。
成果が出た→さらに質を上げて、その調子で続ける。
成果が出なかった→質に問題あり。余計なことしていないか、集中して勉強できているか見直す。
以上のように質→時間→質→時間→質……で改善していく。
成果が出なかったときに自分をしっかり分析してみましょう。
勉強の質が悪かったのか、時間が単純に足らなかったのか、自分を客観的に見れるようになりましょう。
代表的なしてはいけない勉強法をここでは挙げておきます
- 漢字の読みをわざわざ書いて覚えている。(平仮名の練習は小学校低学年で終わってます)
- 正答率の低い問題ばかり手を付けて基本問題をやらない。(難しい問題は基本問題を織り交ぜたものです)
- 自分で考えることをせずにすぐに答えをみてしまう。(賢くなるのは自分自身で考えた時です)
- ながら勉強をしている。(マルチタスクは生産性を著しく低下させます)
- やることに優先順位をつけずに取り組んでしまう。
- 数学でわからなかった問題を全部赤で丸写ししてしまう。(わからなかったところだけ赤で書いてあとは普通に続きを解いてみましょう。)
などなどです。
過去にも似たような記事を書いていますので、よかったらこちらも参考にしてみてください。
勉強時間だけをあてにしない
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中学生の皆さんはテスト週間かと思います。
良ければ参考にしてみてください。