高専ってなに?

こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。

今日のテーマ

高専についてです。

聞いたことはあるけどどんなのかは知らないという方もいるでしょう。

それではいきましょう。

そもそも高専とは

正式には高等専門学校と言います。

専門学校という名前ですが、高校を卒業してからいく専門学校とは少し違います。

高等専門学校とは高校生になる学年から5年間通います。(通常の専門学校の多くは2年)

つまり、通常の高校3年間プラス2年間までがカリキュラムに組み込まれています。

この5年間通うというのが一番大きな違いだと思います。

高専で何を学ぶの?

主な分野として機械・材料系、電気・電子系、情報系、化学・生物系、建設系、建築系、商船系、複合系の学科があります。

そもそもエンジニア(技術者)の養成のための学校ということもあり、どちらかというと理系分野が多い印象です。

よく高専のロボコン(ロボットコンテスト)はテレビなどで放送しているのを見たことがないでしょうか?

一般的な普通科と同じような授業に加えて、工業高校で行こうような実習もします。

さらに4,5年目からは実際に大学で習う学問を扱います。

普通科の高校と工業系の高校のいいとこ取りしたような感じです。

卒業後は?

就職率はほぼ100%近いようです。

高専生は企業からすると「即戦力」として評価されてるようです。

高専を卒業して就職すると短大卒扱いとなります。

また進学ですが、専攻科(もう2年通う)もしくは4年生大学へ編入をしているようです。

編入の場合、編入先の大学3年生からスタートします。

編入に関しても難関大へも比較的簡単にできるそうです。

高専のデメリット

デメリットは2つあります。

一つは閉鎖的になってしまうこと。

5年間通うので、基本的に同期のメンバーは5年間変わりません。

もう一つは勉強についていけなくなることです。

専門学校というだけあって、かなり専門的な内容まで勉強します。

高校生の段階で大学の数学を学ぶこともありますし、実習や実験も4年制大学と同じようにあります。

単位を落としてしまうと留年ということもありえます。

5年間ハードなカリキュラムをこなす必要があります。

岡山にあるのは…

岡山の高専といえば、津山高専ですね。

高専は全国の各都道府県に1つ以上設置されています。

岡山からだと少し遠いですが、興味のある方は進路の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

身内の人などに高専卒の方がいれば実際聞いてみるのもいいかと思います。

それでは!