きはじ使うの、もうやめにしませんか?
こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。
きはじ、くもわといわれるとピンとくる人たちもいるでしょう。
こういうやつです。
皆さんも一度はお世話になったことがあると思います。
なんなら今でもお世話になっているという人もいるかと思います。
このシリーズでほかにもく(比べる量)、も(もとにする量)、わ(割合)やV(ボルト)、A(アンペア)、Ω(オーム)などもあります。
この絵をかいてあげることでどういう計算をしたら何が出るかがわかります。
ですが、この記事を読んだあなたは今日からこれを使うのをやめてください!
現に私は自分の授業でこれを使って教えることは決してありません。
なぜこれを推奨しないかというと表面だけの理解となって、本質の理解に至らないからです。
きはじを例に挙げると、秒速や時速の速さとはそもそもどういうものかというのを理解しておけば、自ずと距離や時間を出すことができるからです。
例えば、時速は1時間で進む距離を表します。
仮に3時間だとその3倍進むのは当然です。
それさえわかれば距離を出したければ速さと時間を掛けるというのは本質的にもイメージ的にもわかります。
その式を変形して時間を出す式、速さを出す式を自分で導出することが可能です。
そしてこの諸悪の根源のきはじの絵はこのどちらも満たしてくれません。
とりあえず掛け算したら出る、割り算したら出るということしかわかりません。
それ以上得られるものがないのです。
皆さんは何も得られるものがないものを一生やり続けますか?
私ならそんなことはしたくありません。
この一手間を惜しることで学力の向上を阻害しています。
本質的な理解が効率の良い勉強かつ最高の勉強です。
まだの方は実践してみてはどうでしょうか?
それでは!