2023年度岡山公立高校一般入試問題総評(理系科目)
こんにちは!
西優ゼミナールの河合です。
先日3月8日に公立高校一般入試が行われました。
受験した中学三年生の皆さんお疲れさまでした。
入試当日は電車の遅れもあり、開始時刻が遅くなるハプニングもあったみたいですが、3月9日の面接も終えてやっと一息つけますね。
そして私も気になったので問題を解いてみました。(理数科目のみ)
やってみた感想
数学はやや難化、理科は例年通りといったところでしょうか。(完全に私の主観ですが)
要所によっては難しくなっているところもありましたが、全体を通してバランスをとっている感じでした。
まず数学についてみていきます。
数学
気になった問題としては、大問1で記述問題、反例についての問題が出されました。
大問1の(10)は2014年大問5の問題とかなり酷似していました。
大問3で未知数の組み合わせを出す問題(一次不定方程式)が少し大変だったかなと思います。
数字をいろいろ変えて試してみればなんとかなる問題でした。
大問4のパラボラアンテナの問題は2012年にも出されていたので、久しぶりでした。
大問4の最後の(3)はちょっと気づきにくい問題でした。(私は微分で無理やり解きましたが笑)
大問5は珍しく記号問題ばかりでした。
理科
続いて理科です。
理科に関しては全体的には例年通りで問題形式も変わらずといった印象です。
多くの問題で図やグラフ、実験結果から情報を照らし合わせて正解を選ぶことが求められました。
それぞれの大問に扱われる単元や分野の傾向もある程度は予想できそうでした。
2年連続で同じ単元が大問で扱われたことがないことも知っておいても損はないと思います。
来年度は問題予想もしてみようかと思います。
まとめ
やはり毎年感じますが、高得点を目指すのであれば学校の課題、定期テスト、塾の授業、模擬テストなど日々の勉強を怠らないようにすべきです。
入試には今までやったことのある問題がもれなく出題されます。
実際に塾で最後の授業でやった問題に似ている問題も出題されましたし、過去問と似たような問題も普通に出ますし、全く初見の問題というのはほぼないと言ってもよいでしょう。
過去問も最低5年分、頑張って10年分は取り組むのが良いと思います。
また過去問をやるときも点数だけに固執するのではなく、正解にならなかった選択肢まで目を通したり、できなかった単元や分野をあぶり出したり、ただやるだけにしないようにしましょう。
今年も一年が終わり、また新たに一年が始まります。
4月からの新学年も良いスタートを切りましょう。
それでは!